今までの革

二十世紀以降、クツやバッグなどで使われる本革は、そのほとんどが重金属系薬品の“塩基性硫酸クロム”を使って作られてきました。

昔は天然の植物タンニンで作られた本革が多くありましたが、硬い・重い・臭いなど、私たちのライフスタイルには不向きな要素もあり、結果として工業的に作りやすく使い勝手の良いクロムなめしが主流になっています。

しかしクロムなめし革は温度や湿度などの影響で、人にも自然にも有害でとても危険な六価クロムが革製品から検出されてしまう事故が発生しています。原点に戻り自然界から抽出した植物タンニンを使用しつつ、クロムなめし革と同じように実用的に様々な用途で使える皮革素材の開発が必要になりました。

これからの革

そして完成したのがミモザ・アカシアの樹皮を精錬し天然成分の植物タンニンを抽出して、なめし剤として使用する“ラセッテーなめし製法”です。

「ラセッテーなめし製法」の詳細情報はこちらをご覧ください

やさしい革

私たち一般社団法人やさしい革では、このラセッテーなめし製法の技術で作られた「やさしい革」素材の活用を促進し、作る人にも使う人にも更に地球や自然環境にもやさしい皮革消費文化を創っていきます。
素材生産過程から消費に至るまで“やさしさ”に包まれ、そして皮革の本来価値を生かした新たな価値基準を次世代に繋げて広めてゆく取り組みを開始しています。

人と自然と環境のために、私たちは“やさしい革” (商標登録第5974408号)を選ぶことができます。

そして“やさしい革”を選ぶことで、安心して暮らせる社会生活と、自然と共に生きる明るい未来を得ることが出来るのです。

やさしい革の定義

  • 人と自然と環境にやさしい”ラセッテーなめし製法”で作られた皮革素材を使用していること
  • 製品開発やブランドの取り組み自体もやさしい社会事業や企業活動であること
  • 原料産地や作り手の人々から使い手である消費者まで、全ての人にやさしく共創して未来につながる消費文化「やさしい革のある暮らし」を生み出すこと
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